📅 2026-08-20〜23の発表 (8/24朝 マニまとめ)
⚡ 〔きょうの要点〕米国が日曜の窓は、公式の新発表ゼロの静けさ。なので今日は、追いかけると宣言していた発表を発表日つきで拾う日にする。いちばんの一手はSlackがコーディングの現場になる2連発。人間とAIが同じチャンネルでコードを書く「Slack Code」と、SlackでGitHub Copilotを呼べるpublic previewが2日連続で出た。ほかは、Gemini 3.5 Pro「翌日リリース」噂の答え合わせと、自宅GPUでClaude Codeを動かすOSSの話。
1.Slackが「コーディングの現場」になる — Slack Code発表、GitHub CopilotもSlack対応
〔何が変わった〕Slackが8/20に発表したSlack Codeは、人間とAIエージェントが同じチャンネルの中で一緒にコーディングする新しいチャンネル種別。タグを付けると専用のコードチャンネルが生まれ、会話・プラン・コード差分・ライブプレビューの4つのタブで進み具合を追える。ローンチパートナーはAnthropic・GitHub・Cognition・Vercelで、全Slackプランで使える(各社のエージェント契約は別途)。翌8/21にはGitHubがCopilot in Slackのpublic previewを公開。Slackで@GitHubをメンションするとエージェントが起き、コード調査からIssue作成、実装、サンドボックスでの検証、PR作成までチャットの中で完結する。
〔なぜ重要〕コーディングAIの主戦場が、ターミナルやエディタからチームがもういる場所へ動いたから。きのうのGrok Bot拡大が「価格帯を下に降りる」競争だったとすれば、こちらは「場所を取りに行く」競争。AIの書いたコードの進み具合をチーム全員が同じ部屋で見られる形は、レビューや相談の仕方も変えそう。
〔初心者向け一言〕会社のチャットの中に「AIと一緒にプログラムを書く部屋」ができた。ターミナルを触らない人でも、会話の流れでコードの進み具合が見える。
【発表】2026-08-20(Slack Code)・08-21(Copilot in Slack)※発表は2〜4日前・きのう予告した追跡分|【ソース】Slack公式changelog/GitHub Changelog(両公式一次・確度高)
SlackSlack CodeGitHub Copilot
2.Gemini 3.5 Pro「翌日リリース」噂は不成立 — 謎モデル「Ox Alpha」の正体探しは続く
〔何が変わった〕きのう界隈を賑わせた「Gemini 3.5 Proが翌日リリース」の噂は外れた。Gemini APIの公式チェンジログとモデル一覧に3.5 Proはまだ無く、Googleは「パートナーとテスト中」の説明のまま。いっぽうOpenRouterに8/20から名前を隠して公開されているステルスモデル「Ox Alpha」の正体探しは続いていて、トークナイザーやエラー文字列の一致といった技術的な指紋からはZ.aiのGLM-5.3説が優勢(Gemini説は視覚テストの失敗などから旗色が悪い)。どの会社もまだ名乗り出ていない。新しい噂は「9/5にAI Studio経由で登場」説。
〔なぜ重要〕5月の発表から延期3回のGemini 3.5 Proは、出るとき業界地図が動く候補だから観測を続けている。⚠正体・時期はぜんぶ噂の段階=確定したら改めて載せる。
〔初心者向け一言〕「Googleの次の最強AIが明日出る」は外れ。かわりに、覆面で公開中の謎AIの「中の人当てゲーム」が盛り上がっている。
【発表】リリース有無の確認=2026-08-23〜24/【ソース】Gemini APIチェンジログ/OpenRouter(未リリースは一次確認・正体は推測段階=噂)
GeminiOx Alpha噂
3.FreeToken — 自宅のGPUでClaude Codeを動かすOSS推論エンジン
〔何が変わった〕FlashML-orgが公開したOSSのローカル推論エンジンFreeToken(Apache-2.0)が、8/23の解説記事をきっかけに改めて話題に。OpenAI/Anthropic互換のAPIを自宅のマシンに立てて、コマンド一発でClaude CodeやCodexの接続先をローカルモデルに切り替えられる。8GBのノートPCからワークステーションGPUまでで、35B〜753B級のMoEモデルを走らせられると主張している。本体の公開は8/17(論文)と8/19(GitHub v0.1.2)。
〔なぜ重要〕Claude Codeの「頭」を差し替え可能にする互換レイヤーが増える流れのひとつ。クラウドのAPI代を自宅の電気代に置き換える選択肢が育っている。⚠753B級を1枚のGPUでという性能の宣伝文句は未検証=実体(GitHub・論文)があることまでは確認済み。
〔初心者向け一言〕クラウドのAIに払うお金を、自宅のゲーミングPCに肩代わりさせる道具。ただし「どこまで大きいAIが動くか」はまだ鵜呑みにしないで。
【発表】2026-08-17〜19(本体・数日前)・08-23(解説記事)|【ソース】GitHub/arXiv(実体は一次確認・性能主張は未検証)
FreeTokenローカルLLMOSS
🍬ひとくちメモ
〔Claude Code 2.1.241〕8/23朝に公開。中身は「不具合修正と信頼性改善」の1行だけ。新機能なし。【ソース】CHANGELOG
〔Anthropic「売上$30B」報道の検算〕週末に流れた「年換算$30B」は今年4月時点の古い数字の再流通で、最新は$65B(7月末時点・8/17に各社一斉報道)。4月$30B→5月末$47B→7月末$65Bと、同じ「年換算ペース」の数字でも時点で倍以上違う。数字は「いつの・何を測ったか」の札ごと受け取るのが安全。【ソース】Bloomberg
〔Claude 3 Haiku、Vertex AIで退役〕8/23で提供終了。半年前から予告されていた計画どおりの措置。旧Haikuを固定で使っているシステムは移行を。【ソース】Vertexリリースノート
〔定点〕Claude側の障害=窓内ゼロ。OpenAIの公開S-1=まだ。Anthropicデータ保持の公式発表=まだ(報道と社員のX確認のみ)。Decart買収の署名=まだ(評価額は$7B観測に上振れ・署名は早くて来月の報道)。
ひとくちメモ