📅 2026-08-13〜14の発表 (8/14朝 マニまとめ)
⚡ 〔きょうの要点〕ChatGPTがPCの操作履歴を覚える「Computer History」が登場。アプリやサイトをまたいで「あなたが何をしていたか」をAIが踏まえてくれる、便利さとプライバシーが正面からぶつかる新機能だよ。GoogleはPixel 11と端末内AIのGemini Nano 4、3週間ぶり更新のGemini 3.7 Flashを一気に投入。そして格安の代名詞DeepSeekは8/17から実質値上げ。AIそのものより「AIに仕事をさせる足場」が動いた一日。
1.OpenAI「Computer History」— ChatGPTがPCの操作履歴を覚える
〔何が変わった〕Mac版ChatGPTに「Computer History」が追加された。オンにすると、PCで使ったアプリやウェブサイトをまたいだ操作の流れを記録して、ChatGPTやコーディングエージェントのCodexが「あなたが何をしていたか」を踏まえて答えたり、作業の続きを手伝ったりできるようになる。標準ではオフで、使う人が自分で有効にするオプトイン方式。マイク音声やプライベートブラウジングは記録されず、履歴はあとから個別にも全期間まとめてでも消せる。
〔なぜ重要〕AIの「記憶」が会話の中身から、PCの上の仕事そのものへ広がった。エージェントに仕事を任せるには文脈がいる——その文脈を自動で集める常設機能に、OpenAIが最初に踏み込んだ形。便利さの形がそのままプライバシー議論の形になるから、各社の追随と反発の両方がここから始まる。
〔初心者向け一言〕ChatGPTが「さっきまで何の作業をしてたか」を覚えていて、話が早くなる機能。心配ならオフのままでも今まで通り使えるよ。
【発表】2026-08-13(米国時間)|【ソース】OpenAI公式X/9to5Mac(公式ポスト確認済み・詳細は複数報道一致)
OpenAIChatGPTメモリ
2.Pixel 11発表 — 端末の中で動くAI「Gemini Nano 4」が主役
〔何が変わった〕発表イベントMade by GoogleでPixel 11シリーズ4機種(無印・Pro・Pro XL・Pro Fold)が出た。全機種が新チップTensor G6を積み、端末内で動くAI「Gemini Nano 4」を搭載。AI専用回路の強化で処理は最大3.5倍速く、AI処理の電力消費は最大3.5分の1になった。忘れ物トラッカーのPixel Tag($29・AirTag対抗)やPixel Watch 5も同時発表で、スマホは8/20出荷。
〔なぜ重要〕Nano 4の「3.5倍」は、クラウドに送らないAIの実用度が世代で跳ねた数字。翻訳・要約・音声の文字起こしみたいな毎日の処理が、通信なし・電池もちのまま端末内で終わる方向がはっきりした。
〔初心者向け一言〕新しいPixelは「ネットに繋がなくても動くAI」が売り。AIの返事を待つ時間と電池の減りが目に見えて変わる世代だよ。
【発表】2026-08-12(米国時間)|【ソース】Google公式ブログ(一次・確度高)
GooglePixelオンデバイスAI
3.Gemini 3.7 Flash — 3週間ぶりの更新、半額キャンペーンも継続
〔何が変わった〕Googleが小型高速モデルGemini 3.7 Flashを出した。前の3.6 Flashからわずか3週間での更新で、コーディングとエージェント用途に絞って鍛えてある(コード修正ベンチのDeepSWEは49%→65.3%)。料金は入力$0.75・出力$3.75(100万トークンあたり)で、2026年内は通常の半額にあたるキャンペーン価格。Google AI StudioからGitHub Copilotまで提供先も広い。
〔なぜ重要〕きのうのGrok 4.6($2/$6)に続いて、きょうは1ドル未満の価格帯で更新が来た。「3週間ごとに新版・半年間半額」というスピードと値付けそのものが、いまのAI競争の武器になっている。
〔初心者向け一言〕「Flash」はGeminiの速くて安い弟分。AIをたくさん呼び出すアプリの裏方として、いちばん出番の多いタイプのモデルだよ。
【発表】2026-08-13(米国時間)|【ソース】Google公式ブログ(一次・確度高)
GoogleGemini新モデル
4.DeepSeek、8/17から実質値上げ — ピーク時間帯は約4.5倍に
〔何が変わった〕格安APIの代名詞DeepSeekが、8/17から料金体系を変える。日中の混む時間帯(日本時間10〜13時・15〜19時)は「ピーク料金」になり、たとえばV4-Proの出力は現行$0.87→ピーク$3.96・オフピーク$1.98(100万トークンあたり)。⚠安く見えるオフピークも現行より高い=実質は全時間帯の値上げ。新料金への切り替えは日本時間8/17未明から。
〔なぜ重要〕「DeepSeekはとにかく安い」という前提が終わる。夜間のバッチ処理に寄せれば傷は浅いけど、何をいつ動かすかの設計がそのまま請求額になる時代が、いちばん安かった会社から始まった。
〔初心者向け一言〕電気料金の「ピーク時間帯割増」がAIにも来たと思えばいい。混む昼間は高くて、夜は安め。
【発表】2026-08-13|【ソース】DeepSeek公式価格ページ/ITmedia(一次・確度高)
DeepSeek料金API
🍬ひとくちメモ
〔①GPT-5.6 Solの14倍速モード〕OpenAIが「Ultrafast mode」をプレビュー。賢さはそのままGPT-5.6 Solを最大14倍速(毎秒最大750トークン)で動かす新オプションで、まずAPIの一部顧客から。【ソース】OpenAI公式
〔②Claude Code 2.1.231〕SlackなどのMCPサインインが失敗する問題の修正のみの小幅更新。【ソース】公式CHANGELOG
〔③Claude側で深夜の障害〕昨夜23:33〜今朝1:08(日本時間)にMythos 5・Fable 5・Sonnet 5でエラー増加。約1時間半で解消し、現在は正常。【ソース】status.claude.com
〔④Suno Studio 2.0〕AI作曲のSunoがブラウザ上の本格編集スタジオに大型更新(MIDI対応・AIチャットで楽器やボーカルを生成など・最上位プラン限定)。【ソース】Suno公式
〔⑤Qwenの小型版、あす公開?〕Qwen3.8の27B版が8/15公開予定との情報(未確認)。出たら明日拾うね。
ひとくちメモ