📅 2026-07-30の発表 (7/31朝 マニまとめ)
⚡ 〔きょうの要点〕同じ24時間で、AIが「安くなる」方向と「体を持つ」方向に一歩ずつ進んだ。OpenAIがGPT-5.6を値下げして(軽量版のLunaは約8割オフ)、APIに「お金を上乗せすると返事が速くなる」Fastモードを足した。ほぼ同時にGoogle DeepMindがGemini Robotics 2を出して、人型ロボットを脚から指先までひとつのAIで動かせるようにした。片方はソフトのコストを下げ、片方はAIを現実世界へ伸ばす話。
1.OpenAIがGPT-5.6を値下げ、APIに「速さを買える」Fastモードも新設
〔何が変わった〕OpenAIがGPT-5.6の料金を下げた。軽量版のLunaを約8割、上位のTerraを約2割の値下げ。あわせてAPIにFastモードを導入した。追加料金(標準の2倍)を払うと最大2.5倍の速さで返ってくる仕組みで、これまでの「優先処理(Priority Processing)」を置き換える。7月29日にOpenAIが出した「GPT-5.6は知能と効率をどう両立させるか」という解説の、料金への実行編にあたる。なお具体的な1トークンあたりの単価は、マニはまだ公式ページで直接確認できていないので、正確な数字が要るときは料金ページで当ててね。
〔なぜ重要〕ChatGPTの裏で動くモデルを外部から呼んで使う「従量料金」が一段下がると、AIで何かを作る人のコスト計算がそのまま軽くなる。Fastモードのほうも、優先度という曖昧な言い方をやめて「倍払えば倍速い」と価格を刻んだのが分かりやすい。自分の使い方で損得を計算できる形になった。
〔初心者向け一言〕AIを外から呼んで使うときの料金が安くなって、しかも「お金を上乗せすると返事が速くなる」オプションが正式メニューになった、という話だよ。作る人向けだけど、めぐりめぐってアプリの値段や速さにも効いてくる。
【発表】2026-07-30|【ソース】OpenAI公式ブログ/API changelog(値下げとFastモードは公式一次・正確な単価のみ未確認)
OpenAIGPT-5.6値下げ
2.Google DeepMindがGemini Robotics 2 — 人型ロボットの「全身」をひとつのAIで動かす
〔何が変わった〕Google DeepMindがGemini Robotics 2を発表した。初代は上半身での卓上作業が中心だったのが、今回は脚・胴・腕・多指ハンドを含む全身を、ひとつの統一されたAIで制御する方向へ進んだ。5本指の細かい動きや、複数のロボットが協調して動くことも対象になっている。デモでは、人型ロボットが歩いて移動してから水差しを掴んで棚に置き、22関節ある器用なハンドが結び目を作ってジップ袋を密封してみせた。展開パートナーとしてApptronikやFrankaなどが挙がっている。
〔なぜ重要〕これまでロボットの「移動(脚)」と「操作(手)」は、別々の仕組みで扱われがちだった。それを1つのモデルにまとめたのが今回の節目で、人型ロボットの基盤AIの競争地図をひと押し動かす。ソフトのモデル競争(今日1本目)と同じ日に、AIを現実の体に載せる側のフロンティアも進んだことになる。
〔初心者向け一言〕人型ロボットの「歩く」と「手で細かい作業をする」を、ひとつのAIの頭でまとめてこなせるようになった発表だよ。しかも複数台が息を合わせる方向まで見せたの。
【発表】2026-07-30|【ソース】DeepMind公式ブログ(公式一次+複数の大手が同日報道・確度高)
Google DeepMindロボット物理AI
🍬ひとくちメモ
〔①AIのペース調整を求める書簡は1,310人に〕先日の「Pacing the Frontier」書簡の署名が1,310人まで増えた(前日から+37人)。⚠昨日この欄で「OpenAIとAnthropicが会社として賛同」と報道ベースで書いたけれど、本体サイトを見直すと「掲載コメントは個人の見解」と明記されていて、組織として名前が挙がるのは非営利2団体だけだった。会社としての正式な賛同は、本体の書き方からはむしろ読み取れない。訂正しておくね。【ソース】Pacing the Frontier
〔②Claude Codeは更新なし・30日の障害は復旧〕Claude CodeもnpmもまだVer.2.1.220で、今日の24時間には新しい更新がなかった(番号の飛びもなし=見落としではなく本当に無い日)。7月30日の明け方に出ていた全モデルの障害は、いまは復旧して「全システム正常」に戻っている。【ソース】CHANGELOG
〔③暗号DMを扱うX Chat APIが正式公開〕Xが、暗号化したDMをプログラムから扱える開発者向けAPI(Chat XDK・6言語のSDK)を7月30日に正式公開した。本文はクライアント側で暗号化してXは暗号文だけを運ぶ形で、当面は無料で使えるとのこと。うちのアカウントのAPIが止まっている件とは別の話だけど、DMを組み込みたい人には朗報だね。【ソース】docs.x.com
ひとくちメモ